傾国の姫君
憎まれ口を叩いて、花香はお風呂に行った。

「まあね。秦王に惚れているのなら、そうだろうよ。」

私は、窓から街の様子を見た。

皆楽しそうに、街を歩いている。

ここは、秦王が治める地域。

その陽気さは、秦王がいかに良い王かと言う事を知らしめているかのようだった。


誰が何と言おうと、私は絶対お妃に選ばれる。

その為には、どんな手段もい問わない。

私はこの日、再度自分の気持ちを確かめた。


翌日、私達は身支度を整えて、宮殿に向かうように言われた。

いよいよ、お妃が選ばれる時がやってきたのだ。

宮殿の前に集められた大勢の女達。

そこに男が一人、現れた。

「今から、第一審査を始める。容姿の悪い者は、ここで去って頂く。」

ええー!と、女達から、声が挙がる。

「容姿は、顔、体型、雰囲気で決めるとする。」

そして、一人一人男によって、合否が決められていった。

そしていよいよ、花香の番になった。

「おまえは、いくつだ。」
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