独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
後ろにも回したあと、視線をプリントにおとすと、8月に行われる花火大会についてのお知らせだった。
ふと後ろを確認すると、同じプリントをじーっと興味深々に見つめている俊の姿が。
もしかして興味あるのかな、なんて。
ずっと見ていたら目が合って、席のまま声をかけられる。
「ねぇ、結々」
「ん、なにっ?」
「今日のお昼なんだけどー」
「うんっ」
たしか、昨日は屋上で一緒にお弁当を食べたんだっけ。