独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
「西花……俺もいるから」
「ねぇ……佐々木くん。どうして俊は、こんな風に事故にあっちゃったのかな……」
そもそも、その場にいなかったからわけがわからない。
いない時間に何があったのか。
「事故が起きる前。ちょうど道路に猫が歩いてたんだって」
「え、猫?」
「そう。そしたらバイクが来て、気づいた矢追はとびだしてその猫を助けた。そのおかげで猫は助かったけど、真正面から向かってきたバイクに矢追は衝突した」
「そ、んな……」