独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。



私は俊とまた毎日会えるのが嬉しい。



ひさしぶりの制服姿の俊はさわやかで、やっぱりキラキラしている。



「やーべ、遅れっぞ……!」


「わ、急ごっ。ゆゆちゃん!」



歩きだす2人に返事をしようとしたら、



「ん、」


「あ、ありがとう……っ」



手を差しだしてくれる王子様に、胸が甘くときめいちゃって……



朝から私の心臓は高鳴りっぱなしだった。



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