独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
オレンジ色に照らされた廊下を、小走りで進んでいく。


教室の前に着いて、ドアの窓から中をのぞくと、俊の背中が見えた。



「おまたせ、俊!」


「…………」




私の席に座る俊に、後ろから声をかけたけど反応がない。



……あれ、俊?



不思議になって、私は俊の前に回ってみる。



すると、俊は両目をとじていた。



これはもしかして……
眠ってる?



待ってるうちに寝入っちゃったのかな。



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