廃屋の捨てられ姫は、敵国のワケあり公爵家で予想外に愛されています
「あら?後ろの可愛い子がフェルナンシアのお姫様?」
おばあ様の後ろにいた私に、ミラ王妃が言った。
「はい!ルキアと申します。レグナントの国王陛下、王妃様、本日はこのような素敵な晩餐会にお招き下さりありがとうございます」
でしゃばらず、媚びず、卑屈にならず……何度も練習した流暢な挨拶を返す。
すると、ミラ王妃がうっとりとこちらを見た。
「まぁまぁまぁ!可愛らしいこと。やはり女の子はいいわね。私は王子しか授からなかったから……王女も欲しかったわ」
「母上、それはあんまりですよ。私では不満ですか?」
冗談っぽくユグリス王子が言った。
「結婚相手を決めて、早く孫を見せてくれるなら不満はないわ。あなたも早くローレウスのように落ち着いてくれるといいのだけれど。全く、誰を薦めても興味無しなんだから!エスカーダ公も婚約したのだから、あなたもそろそろ腹を決めなさい!」
「おっと、やぶ蛇だ。そうですね、私もルキア嬢のように可憐な方なら考えても良いですよ?」
ユグリス王子はチラリとこちらを見た。
そんなこと全然思ってないけど、とりあえず社交辞令で言ってみた……ていうのが丸わかり。
お子ちゃまなら素直に喜ぶでしょうけど、こっちは中身荒んでるんで。
そういうの結構です。
おばあ様の後ろにいた私に、ミラ王妃が言った。
「はい!ルキアと申します。レグナントの国王陛下、王妃様、本日はこのような素敵な晩餐会にお招き下さりありがとうございます」
でしゃばらず、媚びず、卑屈にならず……何度も練習した流暢な挨拶を返す。
すると、ミラ王妃がうっとりとこちらを見た。
「まぁまぁまぁ!可愛らしいこと。やはり女の子はいいわね。私は王子しか授からなかったから……王女も欲しかったわ」
「母上、それはあんまりですよ。私では不満ですか?」
冗談っぽくユグリス王子が言った。
「結婚相手を決めて、早く孫を見せてくれるなら不満はないわ。あなたも早くローレウスのように落ち着いてくれるといいのだけれど。全く、誰を薦めても興味無しなんだから!エスカーダ公も婚約したのだから、あなたもそろそろ腹を決めなさい!」
「おっと、やぶ蛇だ。そうですね、私もルキア嬢のように可憐な方なら考えても良いですよ?」
ユグリス王子はチラリとこちらを見た。
そんなこと全然思ってないけど、とりあえず社交辞令で言ってみた……ていうのが丸わかり。
お子ちゃまなら素直に喜ぶでしょうけど、こっちは中身荒んでるんで。
そういうの結構です。