廃屋の捨てられ姫は、敵国のワケあり公爵家で予想外に愛されています
それは、この晩餐会の食事である。
ローリーの実家、ルミナリエス最高峰のレストラン「エルハングル」。
ここの総料理長はローリーのお父さんで、レグナント最高シェフの呼び声が高い。
そんな人の作る料理を堪能出来るなんて、それだけでも今夜ここに来た甲斐があるというもの。
ウキウキしながら待っていると、琥珀色のスープが運ばれてきた。
キラキラと輝くスープからは、胃を刺激するいい匂いが。
誘われるままに口に運ぶと、もうそこは幸せの世界である。
「美味しい!」
つい言葉が漏れて慌てて口を塞いだ。
隣のダリオンに聞かれて、不快に思われるのを心配したのだ。
普通の人なら、そんなことで気分を害したりしないだろうけど、相手はあのダリオン。
食事中に喋るなんてはしたない!と嫌がられるかもしれない。
……好みの人に、これ以上嫌われるのは、いくら私でも堪えるんです……。
ガックリと肩を落とした私の耳に、予期しない言葉が聞こえてきた。
ローリーの実家、ルミナリエス最高峰のレストラン「エルハングル」。
ここの総料理長はローリーのお父さんで、レグナント最高シェフの呼び声が高い。
そんな人の作る料理を堪能出来るなんて、それだけでも今夜ここに来た甲斐があるというもの。
ウキウキしながら待っていると、琥珀色のスープが運ばれてきた。
キラキラと輝くスープからは、胃を刺激するいい匂いが。
誘われるままに口に運ぶと、もうそこは幸せの世界である。
「美味しい!」
つい言葉が漏れて慌てて口を塞いだ。
隣のダリオンに聞かれて、不快に思われるのを心配したのだ。
普通の人なら、そんなことで気分を害したりしないだろうけど、相手はあのダリオン。
食事中に喋るなんてはしたない!と嫌がられるかもしれない。
……好みの人に、これ以上嫌われるのは、いくら私でも堪えるんです……。
ガックリと肩を落とした私の耳に、予期しない言葉が聞こえてきた。