廃屋の捨てられ姫は、敵国のワケあり公爵家で予想外に愛されています
翌朝、私は介添えしてくれたエレナと共に、急いで食堂へと向かった。
おばあ様の体調が気にかかったからだ。
疲れが取れていればいいけれど……そう考えながら食堂に入ると、そこにはおばあ様ともう一人、思いがけない人がいた。
いつも空席だったエスカーダ家、主の席。
今朝はその場所にダリオンが座っていた。
「おっ、おはようございます」
「お早う……何だ?呆けてないで座ったらどうだ?」
ダリオンは何食わぬ顔で言った。
呆けている原因が、自分だとは考えてもいないみたいだ。
「おはよう、ルキア。大丈夫?足は痛むかしら?」
その声で、私は思い出した。
おばあ様に謝らなければいけない!
「あの、昨夜は申し訳ありません!お使いをこなせなかった上に、またご迷惑を……お体の具合はどうですか?」
すると、おばあ様は朗らかに笑った。
「一晩寝たら元気になったわ。それより、もう昨日のことは謝らなくてもいいですからね。皆、あなたが悪くないことはわかってるわ」
「ですが……」
「ダメよ。この話は終わり!さぁ、ほら座って朝食を食べましょう!」
エレナが椅子を引いてくれ、私がダリオンの斜め前に座ると、おばあ様はからかうように話し始めた。
「驚いたでしょう?忙しい大英雄ダリオンが一緒に朝食をとるなんて」
大袈裟な手振りで言うおばあ様をダリオンは一瞥した。
ここからまた、いつもの冷戦が始まるのか……と心配したけれど、それは杞憂に終わった。
おばあ様の体調が気にかかったからだ。
疲れが取れていればいいけれど……そう考えながら食堂に入ると、そこにはおばあ様ともう一人、思いがけない人がいた。
いつも空席だったエスカーダ家、主の席。
今朝はその場所にダリオンが座っていた。
「おっ、おはようございます」
「お早う……何だ?呆けてないで座ったらどうだ?」
ダリオンは何食わぬ顔で言った。
呆けている原因が、自分だとは考えてもいないみたいだ。
「おはよう、ルキア。大丈夫?足は痛むかしら?」
その声で、私は思い出した。
おばあ様に謝らなければいけない!
「あの、昨夜は申し訳ありません!お使いをこなせなかった上に、またご迷惑を……お体の具合はどうですか?」
すると、おばあ様は朗らかに笑った。
「一晩寝たら元気になったわ。それより、もう昨日のことは謝らなくてもいいですからね。皆、あなたが悪くないことはわかってるわ」
「ですが……」
「ダメよ。この話は終わり!さぁ、ほら座って朝食を食べましょう!」
エレナが椅子を引いてくれ、私がダリオンの斜め前に座ると、おばあ様はからかうように話し始めた。
「驚いたでしょう?忙しい大英雄ダリオンが一緒に朝食をとるなんて」
大袈裟な手振りで言うおばあ様をダリオンは一瞥した。
ここからまた、いつもの冷戦が始まるのか……と心配したけれど、それは杞憂に終わった。