廃屋の捨てられ姫は、敵国のワケあり公爵家で予想外に愛されています
「ルキア様、朝食の準備が出来ましたよ!本日もたーんと召し上がって下さいませねっ!」

「うん!どうもありがとう」

ローリーの作る食事は、フェルナンシア王宮の食事と比べると格段に美味しい。
私の廃屋に運ばれていた食事は粗末なものだったけれど、王妃やナリスの食事と比べてみてもきっとローリーのほうが上である。
エスカーダ領の素材も最高なんだろうけど、一番の違いは、センスだと思う。
食材を知り尽くした彼女だからこそ、こんな素晴らしい料理を生み出せるのだ!
……力説したらお腹が空いてきた。
私はお腹をグゥと鳴らしながら、二人と共に食堂へと向かった。
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