廃屋の捨てられ姫は、敵国のワケあり公爵家で予想外に愛されています
「愛されていた……そうですね、お母様が生きていた頃、私に見せてくれていた笑顔は、本物だったと思います!」
「ええ、その通り!もう悩むのはおよしなさい。それが、お母様が一番喜ぶことですよ」
「はいっ!」
吹っ切って返事をすると、頷いたおばあ様はエレナを振り返った。
「ダリオンへは使いを送ったのよね?」
「はい。ルキア様がお目覚めになってすぐでしたから、もうお耳には入っているかと」
「そう。なら、慌てて駆けつけてくるわね!」
おばあ様はフフフと意味深に笑った。
「で、でも、お仕事中だからすぐには帰って来ないのでは?」
仕事が大好きなダリオンが、私の目が覚めたからってすぐに帰って来るとは思えない。
無事が確認出来た今、急いで帰る必要はないものね。
「あら、夜ずっと付き添っていたのはダリオンなのですよ?あの子ったら私が付き添うと言うのに、どうしても譲らなくて……あんなダリオン初めて見たわ」
穏やかに目を細めたおばあ様とは反対に、私の心拍数は跳ね上がった。
だって、だって……それって夜通しダリオンが私の寝顔を見ていたということでしょう!?
だらしなくよだれを垂らしたり、変な寝言を言ったかもしれないのに。
どうしよう、恥ずかしすぎる。
穴があったら入りたい……。
「ええ、その通り!もう悩むのはおよしなさい。それが、お母様が一番喜ぶことですよ」
「はいっ!」
吹っ切って返事をすると、頷いたおばあ様はエレナを振り返った。
「ダリオンへは使いを送ったのよね?」
「はい。ルキア様がお目覚めになってすぐでしたから、もうお耳には入っているかと」
「そう。なら、慌てて駆けつけてくるわね!」
おばあ様はフフフと意味深に笑った。
「で、でも、お仕事中だからすぐには帰って来ないのでは?」
仕事が大好きなダリオンが、私の目が覚めたからってすぐに帰って来るとは思えない。
無事が確認出来た今、急いで帰る必要はないものね。
「あら、夜ずっと付き添っていたのはダリオンなのですよ?あの子ったら私が付き添うと言うのに、どうしても譲らなくて……あんなダリオン初めて見たわ」
穏やかに目を細めたおばあ様とは反対に、私の心拍数は跳ね上がった。
だって、だって……それって夜通しダリオンが私の寝顔を見ていたということでしょう!?
だらしなくよだれを垂らしたり、変な寝言を言ったかもしれないのに。
どうしよう、恥ずかしすぎる。
穴があったら入りたい……。