廃屋の捨てられ姫は、敵国のワケあり公爵家で予想外に愛されています
「ルキアの預け先には頭を悩ませたよ。安全を確保しつつ、レグナントでも指折りの名家に後見を頼んでくれなんて、注文が多すぎる」
ユグリス王子の言葉に、今度はダリオンがピクッと眉を上げた。
そうか、あの時、ユグリス王子が悩ましげだったのはそういうわけなのね。
「殿下の英断に感謝するわ。私はルキアに救われたし、エスカーダ家も昔の栄光を取り戻せたのだもの」
「お、おばあ様!?私そんな大層なことしてませんよ?」
「ふふ。あなたのそういう傲らないところ、私、大好きよ」
おばあ様は屈託なく微笑んだ。
隣を見ると、ダリオンもどことなく表情が柔らかい。
でも、私のお陰、だなんて言い過ぎだと思う。
私の方が、ダリオンやおばあ様、エスカーダ家のみんなに救われているのだから。
「それともう一つ」
と、難しい顔をしてユグリス王子は続けた。
ユグリス王子の言葉に、今度はダリオンがピクッと眉を上げた。
そうか、あの時、ユグリス王子が悩ましげだったのはそういうわけなのね。
「殿下の英断に感謝するわ。私はルキアに救われたし、エスカーダ家も昔の栄光を取り戻せたのだもの」
「お、おばあ様!?私そんな大層なことしてませんよ?」
「ふふ。あなたのそういう傲らないところ、私、大好きよ」
おばあ様は屈託なく微笑んだ。
隣を見ると、ダリオンもどことなく表情が柔らかい。
でも、私のお陰、だなんて言い過ぎだと思う。
私の方が、ダリオンやおばあ様、エスカーダ家のみんなに救われているのだから。
「それともう一つ」
と、難しい顔をしてユグリス王子は続けた。