堅物騎士団長から妻に娶りたいと迫られた変装令嬢は今日もその役を演じます
「え? 第一ではみんな知ってますよ?」
「みんな、だと?」
ジャックの言う『みんな』がどこまでを指すのか、ジルベルトは恐ろしくなった。
「少なくとも第一のメンバーは全員知っているんじゃないですかね」
そこでジャックは骨付き肉にしゃぶりつく。
ジルベルトが恐れていた『みんな』とは第一騎士団全員であったという恐ろしい結果。
「少なくとも第零のメンバーは全員知っていません」
ドミニクが喉につかえそうだった肉を、飲み物で流し込んだ。フォローのつもりでそう口にしたのだが、それがフォローになっているかどうかは怪しい。
「おい、ジャック。お前、それ、誰から聞いた?」
あの場には、サニエラとショーンとダニエルと総帥しかいなかったはず。ショーンとダニエルは言いふらすようなことはしないだろう。となると。心当たりは一人しかいない。むしろ、一人いれば充分。
「もちろん、サニエラ副団長ですよ。あの方、面白おかしく、第一に言いふらしてますよ」
「みんな、だと?」
ジャックの言う『みんな』がどこまでを指すのか、ジルベルトは恐ろしくなった。
「少なくとも第一のメンバーは全員知っているんじゃないですかね」
そこでジャックは骨付き肉にしゃぶりつく。
ジルベルトが恐れていた『みんな』とは第一騎士団全員であったという恐ろしい結果。
「少なくとも第零のメンバーは全員知っていません」
ドミニクが喉につかえそうだった肉を、飲み物で流し込んだ。フォローのつもりでそう口にしたのだが、それがフォローになっているかどうかは怪しい。
「おい、ジャック。お前、それ、誰から聞いた?」
あの場には、サニエラとショーンとダニエルと総帥しかいなかったはず。ショーンとダニエルは言いふらすようなことはしないだろう。となると。心当たりは一人しかいない。むしろ、一人いれば充分。
「もちろん、サニエラ副団長ですよ。あの方、面白おかしく、第一に言いふらしてますよ」