逆プロポーズした恋の顛末
尽と出会ってから、二十年以上が過ぎた。
悲しい日も、嬉しい日も、何ごともない普通の日も、いろんな日々を積み重ね、わたしたちはいまも一緒にいる。
もう会うことはできない人たちが紡いだ、出会いや想いがわたしたちをここまで連れて来てくれた。
そして、今度は、わたしたちが紡いだ出会いや想いが、幸生や千陽ちゃん、晴旭へと繋がっていく。
幸せも喜びも、悲しみも苦しみもわかち合い、共に乗り越えてきたことへの感謝の気持ちを込めた花束。
それを持って会いに行くのは、
最高にイイ男で、愛してやまない人。
わたしの夢を叶えてくれた、いまも恋する人。
わたしが、逆プロポーズして捕まえた――、
最愛の人。
Fin


