SWEETHOLIC《2》~社長と秘書の恋の始まりは社長室から~(完)
「あ、どうぞ」
と葉月がドアを開けて、野上さんを入室させる。
「奥様が急に来社されて、社長と早波さんに会いたいと仰っているのですが…」
「母さんが!?社に来るなんて珍しいな…」
「はい、珍しいです」
「俺はいいけど…葉月はどうだ?」
「私も大丈夫ですよ」
葉月はノートパソコンをスリープ状態にした。
「では、私は先に会長室に戻ります」
「あぁ」
野上さんはすぐさま出て行ってしまった。
「奥様にお会いするのは二年振りですね…」
「二年振りが…俺は二週間振りだ」
と葉月がドアを開けて、野上さんを入室させる。
「奥様が急に来社されて、社長と早波さんに会いたいと仰っているのですが…」
「母さんが!?社に来るなんて珍しいな…」
「はい、珍しいです」
「俺はいいけど…葉月はどうだ?」
「私も大丈夫ですよ」
葉月はノートパソコンをスリープ状態にした。
「では、私は先に会長室に戻ります」
「あぁ」
野上さんはすぐさま出て行ってしまった。
「奥様にお会いするのは二年振りですね…」
「二年振りが…俺は二週間振りだ」