黒歴史な天才外科医と結婚なんて困ります!なのに、拒否権ナシで溺愛不可避!?

「くるみ、こっち向け」
「それは、恥ずかしいっ」

 首をプルプルと横に振ると、修はまた笑って、そのまま後ろから抱きしめるように腕を回す。

「余計触れやすいだけだけど」
「あ、んんっ……!」

 少し熱を発散しても、またそれ以上の熱が籠る。
 どこかに上っていく感覚に頭がくらくらして、怖くなる。

「キス、してて」

 顔だけ後ろを向いて呟くと、修はそのままキスをして、舌を絡ませてくる。
 その間も、修の手は、これまで触れたところと、ずっと触れられていなかった場所を探る。

 ぼんやりする意識の中、私は口を開いていた。

「気持ちい……」
「かわいい」

 修がまた嬉しそうに笑い、私は目を瞑った。

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