黒歴史な天才外科医と結婚なんて困ります!なのに、拒否権ナシで溺愛不可避!?
「ね! 誓いのキス、して!」
修は少し困った顔をして、でも、私が目を瞑って、はい、と言うと、唇を合わせてくれた。思った以上に軽い感触に私は目を開けて、修を見つめると微笑んだ。
「……へへ。キスしちゃったね」
私が言うと、修はまた少し困った顔をする。
でもね、私にはちゃんとわかるんだよ。
ーーー修が私のこと好きだってこと。
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