蒼い炎
「ステファナ、嫁になるのは一向に構わん」
「本当ですか!?」
「ただし、もう少し品格ある行動をしろ。まず、その服を何とかしろ!!」
「ッドレス動きにくいんです…」
「つべこべ言うな。リリス、ステファナにつけ。これがおかしな行動をしないように見張っていてくれ」
「ッは、はい」
「キリルは俺につけ。仕事に人手が欲しかったところだ」
「仰せのままに」
ステファナだけが拗ねる。だが、何がおかしいのか急に笑い始める。
その笑顔に、その声に、表情が自然と緩む。
気づいたころには4人とも笑っていて、自分たちが仕出かした罪の大きさも忘れ、笑った。
王への反逆を決意し、覚悟していた体裁はそれほど大きくなく過ぎ去り、穏やかな日々が続く。
永遠に続くと信じて疑わなかったあの時が、まさかあのような形で終わりが来ると思ってもいなかった…。