蒼い炎
「…はぁ…う…」
「…」
仕事をひと段落させた青年は再び少女の元へ足を運ぶ。
洗われたおかげか、薄汚れた様子はなくなった。だが、こうしてみると少女の顔色が異様に悪いことがわかる。
少女が眠るベッドに腰を下ろした青年は、自身の手首にかみつく。少女の顔から視線を外さず自身の血液を口に含むと、手首から口を離し少女に顔を寄せる。
「はぁ…はぁ…っん」
「…」
少しずつ少女の口に移し、口を離すと少女の口の端から伝っていく血を親指で拭う。少女の呼吸が少し穏やかになったのを見て口角を上げる。
再び自身の手首に口を寄せ、血を分け与えた。