HONEYHOLIC(2)運命ウエディング~身代わり見合いの代償は溺愛~
「むしろ、父はとても雪姫さんを気にいっています。自分と同じしらゆき繋がりですから…」

「雪姫お前には隠していたが…達生君は命の恩人なんだ…」

「それは言わない方が…下手に思い出してトラウマになったら、可哀想ですよ」

「しかし…君だって…死にかけたんだぞ…二十年も昔話だが…この際…話しておいた方がいいと思う」

「・・・」

達生さんは渋い顔になった。

「今でも君の背中には大きな傷があるだろ?」

「ありますけど…」

背中に傷痕。
父の言う通り、彼の背中には大きな傷があった。

「お前が五歳の時…白石家と小泉家で一度…蓼科高原に旅行に行った事あるんだ」

初耳だった。

「その当時の写真はお前が思い出したら、怖い思いをすると思って…別のアルバムを作って保存した」

そう言って、父がそのアルバムを見せた。

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