なんだか趣味の域を超えている。

「趣味でそこまでするのはすごいですね。」

彼は、一瞬驚いたような顔をして声を出して笑い出した。

「一応、お菓子作りの専門学校に通ってるんだ。」

納得と恥ずかしさが同時に押し寄せてくる。
だからか、毎日お菓子を作ったりレシピノートを取ったりしているのは。

「ごめんなさい。てっきり趣味だと思ってました。」

まだ笑っている。
「別に、趣味っていうのは半分当たってるし。」

そうは言っても悪いことをした。
もう一度謝った。

「ごめんなさい。本気でしてることなのに。」

「いや、いいんだよ。趣味だって本気であることは変わらないしね。」

また恥ずかしくなる。趣味をバカにしてるような言い方になってしまった。
さっきから言うこと全てから回っている。
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