【6/15番外編追加】一夜の恋じゃ終われない 〜冷徹ホテル王の甘い執着〜
「嘘っ! 聞いてないよ」
「言ってないからな」
私が美月の寝かせつけをしているあいだに恵方巻きを完成させて驚かせるつもりだったらしい。
「菜月はイクラと甘エビが好きだろう? 育児を頑張っている菜月に、好物のたっぷり入った恵方巻きを作ってあげたかったんだが……うっかり2人に見惚れていたら、時間が経ってしまった」
頭を掻きながら「サプライズ失敗だな」と苦笑する姿に胸がいっぱいになる。
ほんの2年ほど前には愛を知らないと言っていたこの人が、今は溢れるほどの愛を注いでくれている。
マメで愛妻家で子煩悩で。そしてサプライズ好きのスパダリの星だ。
「それじゃあ、やっぱり、私も一緒に作るよ。育児を頑張ってくれている臣海さんに、臣海さんが好きな甘い玉子焼きを入れた恵方巻きを作るからね」
2人並んでキッチンカウンターに向かい、お互いの恵方巻きを作りあう。
1本ずつお皿に載せて、ダイニングテーブルへと運んだ。お互いの完成品を交換する。
さすが臣海さんは器用だ。お店のみたいに美しく、中にはイクラをたっぷり入れてくれている。
臣海さんはお皿を両手で持って、私が作った恵方巻きをまじまじと眺め始めた。
「言ってないからな」
私が美月の寝かせつけをしているあいだに恵方巻きを完成させて驚かせるつもりだったらしい。
「菜月はイクラと甘エビが好きだろう? 育児を頑張っている菜月に、好物のたっぷり入った恵方巻きを作ってあげたかったんだが……うっかり2人に見惚れていたら、時間が経ってしまった」
頭を掻きながら「サプライズ失敗だな」と苦笑する姿に胸がいっぱいになる。
ほんの2年ほど前には愛を知らないと言っていたこの人が、今は溢れるほどの愛を注いでくれている。
マメで愛妻家で子煩悩で。そしてサプライズ好きのスパダリの星だ。
「それじゃあ、やっぱり、私も一緒に作るよ。育児を頑張ってくれている臣海さんに、臣海さんが好きな甘い玉子焼きを入れた恵方巻きを作るからね」
2人並んでキッチンカウンターに向かい、お互いの恵方巻きを作りあう。
1本ずつお皿に載せて、ダイニングテーブルへと運んだ。お互いの完成品を交換する。
さすが臣海さんは器用だ。お店のみたいに美しく、中にはイクラをたっぷり入れてくれている。
臣海さんはお皿を両手で持って、私が作った恵方巻きをまじまじと眺め始めた。