冷徹弁護士、パパになる~別れたはずが、極上愛で娶られました~
これから三人での生活を軌道に乗せようというところなのに、気が早すぎたかもしれない。
子どもが欲しいと言ったって、実際にその命を体に宿すのは女性だ。芽衣には大切なカウンセラーの仕事だってあるのに、深く考えずに提案してしまった。
「ごめん。今日、瑛太くんがかわいかったから、つい言ってみたくなっただけなんだ。もちろん、ふたり目が欲しいのは事実だけど……芽衣がいいと思うタイミングで、全然かまわないから」
俺は芽衣の髪を優しく撫で、言い聞かせる。芽衣は俺の胸の中で小さく「ごめんなさい」と呟き、それからおずおずと視線を上げ、俺を見つめる。
「それとは別に、純粋に甘えてもいいですか?」
なんてかわいいおねだりなのだろう。一度落ち着きかけた欲情が瞬時に燃え盛り、俺は芽衣の顔を両手で掴んで強引に唇を合わせた。
「……いいに決まってる」
濡れた唇でそう告げると、俺は芽衣の体を抱き上げソファに移動する。キスをしながら服を脱がせ、今日から正式な妻となった芽衣の体を、大切に大切に愛し始めた。