記憶喪失の妻は一途な夫(外科医)に溺愛される
「いやか?」
「・・・着替えはさすがに・・・」
「わかった。じゃあ、これ、持ってきた服。」
紫苑は少し寂しそうにベッドに私の服を広げてから、私に背を向けた。
「つかまっていいから。終わったら言って。」
背が高い彼。
細身だけれど、やっぱりそこは男性で私を軽々と抱き上げてくれる力を持つ彼は、程よく筋肉がついて肩幅もある。
彼が私のすぐ近くで、私に背を向けている。
「転ばないように、気を付けて。」
「・・・はい」
恥ずかしすぎてきっと、頬が赤くなっているだろうと感じながらも、私は彼が振り向く前にと急いで服を着る。
「・・・着替えはさすがに・・・」
「わかった。じゃあ、これ、持ってきた服。」
紫苑は少し寂しそうにベッドに私の服を広げてから、私に背を向けた。
「つかまっていいから。終わったら言って。」
背が高い彼。
細身だけれど、やっぱりそこは男性で私を軽々と抱き上げてくれる力を持つ彼は、程よく筋肉がついて肩幅もある。
彼が私のすぐ近くで、私に背を向けている。
「転ばないように、気を付けて。」
「・・・はい」
恥ずかしすぎてきっと、頬が赤くなっているだろうと感じながらも、私は彼が振り向く前にと急いで服を着る。