夏の風
「えぇっ!だって集合かけたの丈流くんでしょ??」
「そうだよ。でも、学校サボれとは言ってない」
何それ…あんなに苦労したのに〜!!
「ちゃんと学校は行けよ?」
丈流くんはポケットからタバコを出して吸いながらあたしに言った
「丈流くんに言われなくてもちゃんと行くよ…」
「そうか?亜耶は偉いな」
丈流くんはタバコを川に投げるとあたしに近付きそっと抱き寄せた
タバコの匂い
大好きな丈流くんの匂い
あたしはこの匂いを深く吸い込んだ
「丈流くん…優里さんのこと好き?」
「…何で、亜耶が優里のこと知ってるんだ??」
「…ちょっと聞いたの」