・LOVER—いつもあなたの腕の中—
どうにもやり切れず出張帰りの芽衣を会社近くの居酒屋に呼び出した私は、現在までの状況を事細かに芽衣に吐き出していた。
自分一人で抱えていることが苦しくて、尚且つ隆好とのことも芽衣に相談したかったからだ。
「もうハッキリさせちゃえばいいのに」
ビールジョッキを片手にしている芽衣は、既に私より出来上がっていて。愚痴を聞いてもらうどころか、お説教をくらう羽目になってしまっていた。
焼き鳥を手にした芽衣は一気に口の中に焼き鳥を頬張り、残った櫛を私に向けた。
「じゃあ、これからどうすんのよ? 副社長は会社をスッパリ辞めて俳優一本でいくってこと? それで優羽を幸せにできるの? 大丈夫なの? それに、うちの会社はどうなるの?」
時折入れ替わっていた裕隆さんが副社長になるかもしれない、という不安も口にした芽衣に対し業務自体は把握している裕隆さんだから、急に副社長が変わったとしても支障はないだろうと説明してみる。
けれど、肝心の隆好とのことは。全くと言っていいほど、どうにもならない様な気がした。
自分一人で抱えていることが苦しくて、尚且つ隆好とのことも芽衣に相談したかったからだ。
「もうハッキリさせちゃえばいいのに」
ビールジョッキを片手にしている芽衣は、既に私より出来上がっていて。愚痴を聞いてもらうどころか、お説教をくらう羽目になってしまっていた。
焼き鳥を手にした芽衣は一気に口の中に焼き鳥を頬張り、残った櫛を私に向けた。
「じゃあ、これからどうすんのよ? 副社長は会社をスッパリ辞めて俳優一本でいくってこと? それで優羽を幸せにできるの? 大丈夫なの? それに、うちの会社はどうなるの?」
時折入れ替わっていた裕隆さんが副社長になるかもしれない、という不安も口にした芽衣に対し業務自体は把握している裕隆さんだから、急に副社長が変わったとしても支障はないだろうと説明してみる。
けれど、肝心の隆好とのことは。全くと言っていいほど、どうにもならない様な気がした。