・LOVER—いつもあなたの腕の中—
「隆好、またニューヨークに行くの?」
出発予定日は、丁度ショートムービーが公開される日の最終便。しかも往復チケットではなく片道切符。
今回のニューヨーク行きは、隆好の長期滞在を意味していた。
そんなチケットを目にしてしまい、一気に不安に襲われる。
ニューヨーク行きの話など聞いていない。
しかも長期滞在だなんて。
こんな状況で今よりもっと離れ離れになってしまうなんて、不安意外ない。
私達、どうなっちゃうの?
フラリと立ち上がり、ソファ脇に置いたバッグを手にした私がそこからどうやって自分のアパートまで帰ったのか記憶にない。
隆好は既にニューヨーク行きを決めていたから、会社を裕隆さんに託すつもりで副社長職も譲ろうとしたのだろうか。
自分が居なくなっても隆好の身代わりとして副社長業務を務めていた裕隆さんなら、会社にとっても支障が無いから安心だと? だとしても、あの場で私を譲らないと裕隆さんに言ってくれた言葉は? その場しのぎの独占欲から口走ってしまっただけだったの?
不安に押しつぶされそうな気持ちを抱えながら、ベッドに潜り込んだ。
このまま一晩眠って目が覚めたら。全てが夢だったらいいのに、と願いながら。
出発予定日は、丁度ショートムービーが公開される日の最終便。しかも往復チケットではなく片道切符。
今回のニューヨーク行きは、隆好の長期滞在を意味していた。
そんなチケットを目にしてしまい、一気に不安に襲われる。
ニューヨーク行きの話など聞いていない。
しかも長期滞在だなんて。
こんな状況で今よりもっと離れ離れになってしまうなんて、不安意外ない。
私達、どうなっちゃうの?
フラリと立ち上がり、ソファ脇に置いたバッグを手にした私がそこからどうやって自分のアパートまで帰ったのか記憶にない。
隆好は既にニューヨーク行きを決めていたから、会社を裕隆さんに託すつもりで副社長職も譲ろうとしたのだろうか。
自分が居なくなっても隆好の身代わりとして副社長業務を務めていた裕隆さんなら、会社にとっても支障が無いから安心だと? だとしても、あの場で私を譲らないと裕隆さんに言ってくれた言葉は? その場しのぎの独占欲から口走ってしまっただけだったの?
不安に押しつぶされそうな気持ちを抱えながら、ベッドに潜り込んだ。
このまま一晩眠って目が覚めたら。全てが夢だったらいいのに、と願いながら。