僕惚れ④『でもね、嫌なの。わかってよ。』
強気な言葉とは裏腹、彼女がめちゃくちゃ緊張しているのが、指の動きのぎこちなさで分かる。可愛いな、葵咲ちゃん。
どんなにしんどくても、僕は葵咲ちゃんを見ていると辛さがふと和らぐんだ。
僕にとって、葵咲ちゃんこそが最高の癒しなのだと再認識させられる。
耳まで真っ赤にして、緩めたネクタイを首から外して、シャツのボタンも全開してくれた葵咲ちゃんが、腕から袖を抜き取ってくれる。
「理人……。ば、万歳……?」
照れたように小声で指示を出して、そっぽを向いて僕のタンクトップを脱がせてくれてから、これまた視線をそらせたまま、新しいのを着せてくれた。
僕に下着を着せてやっとこっちを見るとか、キミはどんだけ初心なの。
一緒にお風呂に入ったことだってあるし、僕の上半身なんて――何なら全裸だって――見慣れてるはずなのにね。
初々しい反応をする葵咲ちゃんが可愛くて、回復したら、たくさんたくさんキスしよう、って気力が湧いてくる。
どんなにしんどくても、僕は葵咲ちゃんを見ていると辛さがふと和らぐんだ。
僕にとって、葵咲ちゃんこそが最高の癒しなのだと再認識させられる。
耳まで真っ赤にして、緩めたネクタイを首から外して、シャツのボタンも全開してくれた葵咲ちゃんが、腕から袖を抜き取ってくれる。
「理人……。ば、万歳……?」
照れたように小声で指示を出して、そっぽを向いて僕のタンクトップを脱がせてくれてから、これまた視線をそらせたまま、新しいのを着せてくれた。
僕に下着を着せてやっとこっちを見るとか、キミはどんだけ初心なの。
一緒にお風呂に入ったことだってあるし、僕の上半身なんて――何なら全裸だって――見慣れてるはずなのにね。
初々しい反応をする葵咲ちゃんが可愛くて、回復したら、たくさんたくさんキスしよう、って気力が湧いてくる。