僕惚れ④『でもね、嫌なの。わかってよ。』
今すぐ君のもとへ
真咲と飲んだ夜。
結局僕は少し悩んで実家には行かずにマンションへ帰ることにした。
だって、葵咲ちゃんからあっちへ行ってもいいとお許しが出たんだ。荷造りとかしないといけないじゃないか。
正直な話、身ひとつで行ったって、どうってことないと思っていたりする。
行き先は国内なわけだし、足りないって思ったものはすぐに買えるはずだから。
でも、旅費をたくさんかける分、少しぐらいは節約しないと、きっと僕の可愛い婚約者は、お冠になってしまうんだ。
僕だって、葵咲ちゃんが大学を卒業したらすぐにでも彼女と入籍したい。
入籍するからには花嫁衣装だってたんまり見せてもらいたいわけで……葵咲ちゃんが望むような披露宴をするためのお金とか、ちゃんと退けておきたいじゃないか。
結局僕は少し悩んで実家には行かずにマンションへ帰ることにした。
だって、葵咲ちゃんからあっちへ行ってもいいとお許しが出たんだ。荷造りとかしないといけないじゃないか。
正直な話、身ひとつで行ったって、どうってことないと思っていたりする。
行き先は国内なわけだし、足りないって思ったものはすぐに買えるはずだから。
でも、旅費をたくさんかける分、少しぐらいは節約しないと、きっと僕の可愛い婚約者は、お冠になってしまうんだ。
僕だって、葵咲ちゃんが大学を卒業したらすぐにでも彼女と入籍したい。
入籍するからには花嫁衣装だってたんまり見せてもらいたいわけで……葵咲ちゃんが望むような披露宴をするためのお金とか、ちゃんと退けておきたいじゃないか。