僕惚れ④『でもね、嫌なの。わかってよ。』
***
相手は葵咲ちゃんと同じぐらいの背格好、同じぐらいの髪の長さ、同じような黒髪の、年上の女性だった。
大学に入ってすぐの頃、街を歩いていてナンパされて――。
行きずりの女性だからお互い名前も知らない、そんな相手。
「僕、童貞ですよ? きっと期待には添えませんけど?」って冷ややかに言ったら「私がリードしてあげるから平気よ」って言われたんだ。
僕自身、葵咲ちゃんと真っさらな状態での初めては不安だと思っていたし……そもそもどこかで一度“練習”くらいはって思ってて。
相手が処女じゃないなら色々教えてもらえて便利かな?とか打算的なことを考えてしまった。
相手は葵咲ちゃんと同じぐらいの背格好、同じぐらいの髪の長さ、同じような黒髪の、年上の女性だった。
大学に入ってすぐの頃、街を歩いていてナンパされて――。
行きずりの女性だからお互い名前も知らない、そんな相手。
「僕、童貞ですよ? きっと期待には添えませんけど?」って冷ややかに言ったら「私がリードしてあげるから平気よ」って言われたんだ。
僕自身、葵咲ちゃんと真っさらな状態での初めては不安だと思っていたし……そもそもどこかで一度“練習”くらいはって思ってて。
相手が処女じゃないなら色々教えてもらえて便利かな?とか打算的なことを考えてしまった。