僕惚れ④『でもね、嫌なの。わかってよ。』
「日織さんと何を話して、葵咲が何を思ったのか、大体想像つくけど……僕はキミ以外には反応しないから」
だからもしもキミとの行為のとき、僕が初体験じゃなかったと疑っているのなら、それは誤解だよ、と言外に含ませる。
わかってる。
これは真っ赤な嘘だ。
でも、僕が嘘を貫き通すことで葵咲ちゃんが安心できるんなら……僕はその罪を一生背負って行くと決めたんだ。
現に、葵咲ちゃんの身体を知ってしまった今、もしも僕にあれこれを教えてくれた彼女が再び姿を現したとして……僕は絶対に勃起しないと断言できる。
もちろん他のいかなる誘惑にだって同じこと。
葵咲ちゃんの身体の抱き心地の良さや彼女の黒子の位置、それから触れたとき葵咲ちゃんがどんな反応をしてくれるか知らなかった時だからこそ、僕はあんなバカな真似が出来たんだ。
「私の……誤解……なの?」
言って、葵咲ちゃんが僕をじっと見つめてくる。
僕は葵咲ちゃんの目を真正面から見つめ返して小さくうなずくと、股間に当てていた彼女の手を解放する。
「理人は……私以外の人を見たり……しない?」
僕の頬へそっと触れてくる葵咲ちゃんの手をギュッと包み込んで「当たり前だろ」と言ったら、葵咲ちゃんがポロリと涙を落とした。
そんなに不安に感じてくれていただなんて。
思わずつられて、僕も目元が潤んでしまう。
だからもしもキミとの行為のとき、僕が初体験じゃなかったと疑っているのなら、それは誤解だよ、と言外に含ませる。
わかってる。
これは真っ赤な嘘だ。
でも、僕が嘘を貫き通すことで葵咲ちゃんが安心できるんなら……僕はその罪を一生背負って行くと決めたんだ。
現に、葵咲ちゃんの身体を知ってしまった今、もしも僕にあれこれを教えてくれた彼女が再び姿を現したとして……僕は絶対に勃起しないと断言できる。
もちろん他のいかなる誘惑にだって同じこと。
葵咲ちゃんの身体の抱き心地の良さや彼女の黒子の位置、それから触れたとき葵咲ちゃんがどんな反応をしてくれるか知らなかった時だからこそ、僕はあんなバカな真似が出来たんだ。
「私の……誤解……なの?」
言って、葵咲ちゃんが僕をじっと見つめてくる。
僕は葵咲ちゃんの目を真正面から見つめ返して小さくうなずくと、股間に当てていた彼女の手を解放する。
「理人は……私以外の人を見たり……しない?」
僕の頬へそっと触れてくる葵咲ちゃんの手をギュッと包み込んで「当たり前だろ」と言ったら、葵咲ちゃんがポロリと涙を落とした。
そんなに不安に感じてくれていただなんて。
思わずつられて、僕も目元が潤んでしまう。