魔力無しだと追放されたので、今後一切かかわりたくありません。魔力回復薬が欲しい?知りませんけど
土の精霊さんの言葉に、ぽつぽつぽつと小さな光が突然無数に現れた。
「王様ぁ、この辺に住んでもいいの?」
「王様、ぼく、ここがいいや」
「王様、王様」
『妖精たちが戻ってきたの』
つ、つ、土の妖精?
小さな人間に背中に半透明の羽根が生えているのを想像してたのに……。
大福くらいの大きさの、ハムスター……も、もふ、も、もふ……
「もふもふだぁ!」
すごい、かわいい。黒くてまん丸のお目目がくりんくりんで。
「ちょっと、ネウス君降ろして」
お姫様抱っこなんてされている場合ではない。もふらねば。
もふらねば。
もふらねば。
ネウス君がきょとんとして首をかしげる。
ん?
あれ?
……まさか……。
「ディラ、降ろしてくれる?」
「あ、うん」
やっぱりー!
「ディラ、あんた、ネウス君の体のっとったの?出ていきなさい!人としてやっていいことと悪いことが、いや、人じゃないって話か?幽霊としては正しいのか?あー、もう、」
「ごめん、怒らないで、大丈夫、ちょっと借りただけだから……あの、ネウスの意識がないときにしか借りてないから……」
と、ネウス君の姿でディラがしょぼくれる。
そして、ポーンと手に持っていた剣を投げると、しゅぽーんと、ディラがネウス君の体から出て行った。
「うわぁぁ!」
意識のないネウス君は制御主であるディラがいなくなって、後ろに倒れていく。とっさに手を出して支えると、ネウス君が目を覚ました。
「あれ?俺……」
『なんだ、ディラの坊主、お前どうしてこんなところにいるんだ?』
サラマンダーさんが、ディラの姿を見て声を上げた。
『え?ええ?誰、ですか?』
『ん?お前、私のことそういえば見れなかったな。そうか、シーマと一緒にいたけれど、見たことはなかったか、って、今は見えるのか?』
『赤いマント……まさか、サラマンダー様?』
えーっと。
二人は知り合いですかね?
どうでもいいや。とにかく、もふる!
近くにいた土の妖精ハムちゃんと目が合う。
か、かわいい!
そっと手を伸ばしても逃げないので、そのまま頭に触れ……。
「ああああっ、触れない、触れないよぉぉぉぉっ」
なんてことでしょう。
霊の姿は、幽霊も精霊も妖精も見られるのに、触れないときたもんだ。っていうか、妖精も霊体なの……?
もふもふが。もふもふが。
「王様ぁ、この辺に住んでもいいの?」
「王様、ぼく、ここがいいや」
「王様、王様」
『妖精たちが戻ってきたの』
つ、つ、土の妖精?
小さな人間に背中に半透明の羽根が生えているのを想像してたのに……。
大福くらいの大きさの、ハムスター……も、もふ、も、もふ……
「もふもふだぁ!」
すごい、かわいい。黒くてまん丸のお目目がくりんくりんで。
「ちょっと、ネウス君降ろして」
お姫様抱っこなんてされている場合ではない。もふらねば。
もふらねば。
もふらねば。
ネウス君がきょとんとして首をかしげる。
ん?
あれ?
……まさか……。
「ディラ、降ろしてくれる?」
「あ、うん」
やっぱりー!
「ディラ、あんた、ネウス君の体のっとったの?出ていきなさい!人としてやっていいことと悪いことが、いや、人じゃないって話か?幽霊としては正しいのか?あー、もう、」
「ごめん、怒らないで、大丈夫、ちょっと借りただけだから……あの、ネウスの意識がないときにしか借りてないから……」
と、ネウス君の姿でディラがしょぼくれる。
そして、ポーンと手に持っていた剣を投げると、しゅぽーんと、ディラがネウス君の体から出て行った。
「うわぁぁ!」
意識のないネウス君は制御主であるディラがいなくなって、後ろに倒れていく。とっさに手を出して支えると、ネウス君が目を覚ました。
「あれ?俺……」
『なんだ、ディラの坊主、お前どうしてこんなところにいるんだ?』
サラマンダーさんが、ディラの姿を見て声を上げた。
『え?ええ?誰、ですか?』
『ん?お前、私のことそういえば見れなかったな。そうか、シーマと一緒にいたけれど、見たことはなかったか、って、今は見えるのか?』
『赤いマント……まさか、サラマンダー様?』
えーっと。
二人は知り合いですかね?
どうでもいいや。とにかく、もふる!
近くにいた土の妖精ハムちゃんと目が合う。
か、かわいい!
そっと手を伸ばしても逃げないので、そのまま頭に触れ……。
「ああああっ、触れない、触れないよぉぉぉぉっ」
なんてことでしょう。
霊の姿は、幽霊も精霊も妖精も見られるのに、触れないときたもんだ。っていうか、妖精も霊体なの……?
もふもふが。もふもふが。