魔力無しだと追放されたので、今後一切かかわりたくありません。魔力回復薬が欲しい?知りませんけど
「ま、魔法?いったいこれはどこから……?」
ミーニャちゃんが目をまん丸にした。
どこからって、ハイポーションを出したときはそこまでは驚いてなかったような?あれは服の中からも出せるような大きさだったからかな?それとも精霊様へのお供え物っていうことでハイポーションの方が不思議な物変換されてたかな?
「ま、まさかそれは……古代遺物……アーティファクトでは……」
おばばさんが小刻みに震えている。
「古代遺物?」
確かに、古代というほど古いかは分からないけれど、300年前の、遺品ではあるよね?
ちらりとディラを見る。
『アーティファクト?そう呼ばれるのって、レアアイテム中のレアアイテムだよな?確かに、その収納鞄は他のものよりも優秀だけれど、そのレベルのものをアーティファクトなんて呼ばないけどなぁ……?』
「子供のころ本で読んだんじゃ。……魔王が現れる前には、魔法の力が及ばない不思議な品を作れる者たちがおったと……。たくさんの品が入り、入れたものは腐ることも劣化することもないという不思議な鞄や、治癒魔法では直せない体の欠損までも直すことができる薬まであると……」
『へ?誰も作れないんじゃないかな?ダンジョンからのドロップ品だし。収納鞄に、欠損が直せるってのはエリクサーのことだろ?』
ディラが首をかしげる。
『まさか、魔王が亡ぶとともに、モンスターも姿を消した?……それで、ドロップ品が手に入らなくなった?……のか?』
■
魔王だとかモンスターだとか、アーティファクトがどうとか、よくわからないけれど……。
おばばさん、確かに「子供のころ本で読んだ」と言ったよね……?
本を……読む……ってことは、文字が読めた。文字を習ったってことだ。
魔力ゼロじゃないの?おばばさんは……教育を受けられる環境にあったの?
でも、火が消えた時に、とても焦っていたよね?どういうことだろう。おばばさんが子供のころは、魔力ゼロでも王都から追い出されるようなことはなかったということだろうか?それとも、親がかくまって守っていた?
「ポーションといい、その鞄といい……殿上民でも手に入れるのが難しいような品を……ユキはどうしてもっておるのじゃ?」
おばばさんがいぶかしむ目を私に向けた。
いや、相変わらず開いているのかどうか分からないような細い目なんだけれど。緊張した空気が流れている。
ミーニャちゃんが目をまん丸にした。
どこからって、ハイポーションを出したときはそこまでは驚いてなかったような?あれは服の中からも出せるような大きさだったからかな?それとも精霊様へのお供え物っていうことでハイポーションの方が不思議な物変換されてたかな?
「ま、まさかそれは……古代遺物……アーティファクトでは……」
おばばさんが小刻みに震えている。
「古代遺物?」
確かに、古代というほど古いかは分からないけれど、300年前の、遺品ではあるよね?
ちらりとディラを見る。
『アーティファクト?そう呼ばれるのって、レアアイテム中のレアアイテムだよな?確かに、その収納鞄は他のものよりも優秀だけれど、そのレベルのものをアーティファクトなんて呼ばないけどなぁ……?』
「子供のころ本で読んだんじゃ。……魔王が現れる前には、魔法の力が及ばない不思議な品を作れる者たちがおったと……。たくさんの品が入り、入れたものは腐ることも劣化することもないという不思議な鞄や、治癒魔法では直せない体の欠損までも直すことができる薬まであると……」
『へ?誰も作れないんじゃないかな?ダンジョンからのドロップ品だし。収納鞄に、欠損が直せるってのはエリクサーのことだろ?』
ディラが首をかしげる。
『まさか、魔王が亡ぶとともに、モンスターも姿を消した?……それで、ドロップ品が手に入らなくなった?……のか?』
■
魔王だとかモンスターだとか、アーティファクトがどうとか、よくわからないけれど……。
おばばさん、確かに「子供のころ本で読んだ」と言ったよね……?
本を……読む……ってことは、文字が読めた。文字を習ったってことだ。
魔力ゼロじゃないの?おばばさんは……教育を受けられる環境にあったの?
でも、火が消えた時に、とても焦っていたよね?どういうことだろう。おばばさんが子供のころは、魔力ゼロでも王都から追い出されるようなことはなかったということだろうか?それとも、親がかくまって守っていた?
「ポーションといい、その鞄といい……殿上民でも手に入れるのが難しいような品を……ユキはどうしてもっておるのじゃ?」
おばばさんがいぶかしむ目を私に向けた。
いや、相変わらず開いているのかどうか分からないような細い目なんだけれど。緊張した空気が流れている。