魔力無しだと追放されたので、今後一切かかわりたくありません。魔力回復薬が欲しい?知りませんけど
『ああ、ヤムヤムの実と、レモと、マナナだね』
知ってた。ありがたい。
「ディラはいろいろ知っていてすごいね」
と、口にしてハッとする。あらら、ネウスと同じことを私は口にしてるね。ディラが物知りなのか、単にディラの生きていたもしくは生活していた場所では常識的な知識なだけかもしれないけれど。やっぱり知らないことを教えてもらえるのはありがたいな。うん。
「食べられるの?」
ディラがうんと頷く。
『ヤムヤムの実はおいしいよ。レモは、混乱状態から回復するのにかじって使うことが多い。すごくすっぱいから好んで食べる人はいないよ』
すごくすっぱい?レモンみたいなものかな?とすると、ビタミンが豊富そう。
『マナナは、魔力回復薬の材料になるものだよ。そのまま食べても魔力は回復するけれど、薬にすると薬師の腕にもよるけれど効果は何倍にもなる』
「そのまま食べられるんだ。魔力回復とか関係ないから、そのまま食べればいいよね」
と、言ったら、ディラが残念そうな顔を見せた。
ん?
「ディラ、魔力回復したいの?っていうか、魔法使えないんじゃない?その体じゃ?」
幽霊が魔法使えたらすごく厄介だと思う。
だって、火魔法とか、攻撃的なものが使えたらさ、恨んでる相手に復習し放題じゃん。
ディラがへらりとだらしない顔をする。
『魔力回復薬はおいしい』
あら、飲みたそうな顔。
「収納鞄に入ってる?」
『うんっ!入ってるよ!ちょっと高価だけれど、いっぱい買って入れてあるよ!』
高価なんだ。高価だけどいっぱい買ったんだ。
ディラは生前ぼんぼん?
「魔力回復薬」
一つ取り出す。
マナナは紫色のスモモみたいな実。魔力回復薬は紫色。
「ん?これ……」
まさか?と思って蓋を開けて匂いを嗅ぐ。それからごくりと一口。
『うわーん、ユキ、お供えお願いしますっ』
「ワインっぽい?喉が焼け付くような感じもないし、アルコール度数は高くなさそう」
『何言ってんの?ユキ、お供えお供え』
ディラがじたばたと地面を踏み鳴らしている。
……。
ディラの様子を見て心配になってきたぞ。
■
「まさか、ディラ、アル中?」
『何?アル中ってどういうこと?』
「お酒、好き?」
私の言葉に、ディラが体を固くした。
『うう、うう』
視線を逸らすディラ。なんだ?本当にアル中?
「好きなら……あげられないな……」
知ってた。ありがたい。
「ディラはいろいろ知っていてすごいね」
と、口にしてハッとする。あらら、ネウスと同じことを私は口にしてるね。ディラが物知りなのか、単にディラの生きていたもしくは生活していた場所では常識的な知識なだけかもしれないけれど。やっぱり知らないことを教えてもらえるのはありがたいな。うん。
「食べられるの?」
ディラがうんと頷く。
『ヤムヤムの実はおいしいよ。レモは、混乱状態から回復するのにかじって使うことが多い。すごくすっぱいから好んで食べる人はいないよ』
すごくすっぱい?レモンみたいなものかな?とすると、ビタミンが豊富そう。
『マナナは、魔力回復薬の材料になるものだよ。そのまま食べても魔力は回復するけれど、薬にすると薬師の腕にもよるけれど効果は何倍にもなる』
「そのまま食べられるんだ。魔力回復とか関係ないから、そのまま食べればいいよね」
と、言ったら、ディラが残念そうな顔を見せた。
ん?
「ディラ、魔力回復したいの?っていうか、魔法使えないんじゃない?その体じゃ?」
幽霊が魔法使えたらすごく厄介だと思う。
だって、火魔法とか、攻撃的なものが使えたらさ、恨んでる相手に復習し放題じゃん。
ディラがへらりとだらしない顔をする。
『魔力回復薬はおいしい』
あら、飲みたそうな顔。
「収納鞄に入ってる?」
『うんっ!入ってるよ!ちょっと高価だけれど、いっぱい買って入れてあるよ!』
高価なんだ。高価だけどいっぱい買ったんだ。
ディラは生前ぼんぼん?
「魔力回復薬」
一つ取り出す。
マナナは紫色のスモモみたいな実。魔力回復薬は紫色。
「ん?これ……」
まさか?と思って蓋を開けて匂いを嗅ぐ。それからごくりと一口。
『うわーん、ユキ、お供えお願いしますっ』
「ワインっぽい?喉が焼け付くような感じもないし、アルコール度数は高くなさそう」
『何言ってんの?ユキ、お供えお供え』
ディラがじたばたと地面を踏み鳴らしている。
……。
ディラの様子を見て心配になってきたぞ。
■
「まさか、ディラ、アル中?」
『何?アル中ってどういうこと?』
「お酒、好き?」
私の言葉に、ディラが体を固くした。
『うう、うう』
視線を逸らすディラ。なんだ?本当にアル中?
「好きなら……あげられないな……」