魔力無しだと追放されたので、今後一切かかわりたくありません。魔力回復薬が欲しい?知りませんけど
『ん?差別なんてされてないよ?』
「は?でも、あの子たち魔力ゼロだからって追い出されて、ここでこんな貧しい生活してるんだよ?」
ディラがえっと驚いた顔をする。
いやいや、知らなかったの?
「私も、魔力ゼロだからって街の外に捨てられ……」
ん?「魔力ゼロだな捨ててこい」の部分をディラは知らないのか。
いや、でも、ネウス君やおばばとの会話で気が付かない?あれ?要所要所でディラいなかった?
なんかいつも一緒にいて話を聞いてるとばかり……。
『魔力ゼロで捨てる?えええ?差別?えええ?聞いたことないよ。ここはスラムみたいなもので親を亡くした子が集まっているんだとばかり……。親が捨てたの?魔力がなかったからって?信じられない……』
ディラの顔が怒りにゆがむ。
そうなんだ。昔は魔力ゼロだからって差別されるようなことがなかったんだね。
『魔力がなくたって、体を鍛えて冒険者として立派に活躍している人なんてたくさんいた。僕を鍛えてくれたギルドの先輩も……何が起きたんだ。この300年の間に……』
ディラがぎりぎりと歯ぎしりしている。
■
本当に。何があったんだろう。ディラが生きてた時代と、今とどこがどれだけ違っているのか……。
ディラの今の話だと魔力がないからといろいろあきらめる人もいなかったみたいだし。
300年……まぁ、あれだよね。令和の300年前は江戸時代だし。300年という年月は長い。いろいろ変化もあっても不思議はない。けれど、その変化を知っても仕方がないか。知ったからって、ここで生きていくしかないんだよねぇ?
私は……日本に帰る術が見つかれば帰るつもりだし……。この世界にもう少しなれたら。ここの子たちがもう少しましな生活ができるようになったら……。帰る方法を探しに移動しないとダメだよねぇ。うーん。
王都で、私を召喚した人たちに聞くのが一番手っ取り早いだろうけれど、入れないんだよね。何か方法考えないと。
従妹のきららはどうしてるかな?帰る気にこれっぽっちもなれないくらい好待遇で迎えられている?わがまま言いすぎてなければいいけれど。
まぁ、まずは。
「ネウス君、ちょっと手伝って。さっきの場所までの道を確保しましょう」
「は?でも、あの子たち魔力ゼロだからって追い出されて、ここでこんな貧しい生活してるんだよ?」
ディラがえっと驚いた顔をする。
いやいや、知らなかったの?
「私も、魔力ゼロだからって街の外に捨てられ……」
ん?「魔力ゼロだな捨ててこい」の部分をディラは知らないのか。
いや、でも、ネウス君やおばばとの会話で気が付かない?あれ?要所要所でディラいなかった?
なんかいつも一緒にいて話を聞いてるとばかり……。
『魔力ゼロで捨てる?えええ?差別?えええ?聞いたことないよ。ここはスラムみたいなもので親を亡くした子が集まっているんだとばかり……。親が捨てたの?魔力がなかったからって?信じられない……』
ディラの顔が怒りにゆがむ。
そうなんだ。昔は魔力ゼロだからって差別されるようなことがなかったんだね。
『魔力がなくたって、体を鍛えて冒険者として立派に活躍している人なんてたくさんいた。僕を鍛えてくれたギルドの先輩も……何が起きたんだ。この300年の間に……』
ディラがぎりぎりと歯ぎしりしている。
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本当に。何があったんだろう。ディラが生きてた時代と、今とどこがどれだけ違っているのか……。
ディラの今の話だと魔力がないからといろいろあきらめる人もいなかったみたいだし。
300年……まぁ、あれだよね。令和の300年前は江戸時代だし。300年という年月は長い。いろいろ変化もあっても不思議はない。けれど、その変化を知っても仕方がないか。知ったからって、ここで生きていくしかないんだよねぇ?
私は……日本に帰る術が見つかれば帰るつもりだし……。この世界にもう少しなれたら。ここの子たちがもう少しましな生活ができるようになったら……。帰る方法を探しに移動しないとダメだよねぇ。うーん。
王都で、私を召喚した人たちに聞くのが一番手っ取り早いだろうけれど、入れないんだよね。何か方法考えないと。
従妹のきららはどうしてるかな?帰る気にこれっぽっちもなれないくらい好待遇で迎えられている?わがまま言いすぎてなければいいけれど。
まぁ、まずは。
「ネウス君、ちょっと手伝って。さっきの場所までの道を確保しましょう」