魔力無しだと追放されたので、今後一切かかわりたくありません。魔力回復薬が欲しい?知りませんけど
「うん、土の精霊のノームさん。なんかこれで連絡が取れるんだって」
と、茶色い石のはまった指輪を見せる。
マナナの実を取りに行くのに道を作りながら移動したので、帰りは楽だった。
「みんなー、集まって!頼みがあるんだ!」
村に戻って大きな声で子供たちを集める。
「どうしたんじゃ?」
おばばも来てくれた。
「魔力回復薬を作ろうと思って」
おばばが大きな口を開いてぱくぱくと言葉が出ない様子だ。
「な、何をいっておるんじゃ……魔力回復薬など、あっても……それに、薬師でもないのに作れるわけが……」
収納鞄から一つ魔力回復薬を取り出す。
「おばば、これです。これが魔力回復薬。魔力なしの私たちが飲んでももちろん魔力は回復しませんが、飲み物としては役に立ちます。おいしく飲めます。魔力回復薬にすることで、1年中安定して飲むことができるようになるんです」
「な、なんと……」
おばばが魔力回復薬の瓶を持ち揺らした。
「なんとも綺麗な……これを、作るというのか?」
「ねー、おいしいって本当?」
「つくりゅのてつだう」
「どうやって作るの?」
「飲んでみたい」
と、子供たちは大興奮だ。
「じゃぁ、さっそく作りましょう」
やっぱり、これはあれよね……。手でというわけにはいかない……よね。大量にあるし……。今回は魔石に頼るかな。
川か湖を見つけたら……いや待てよ?さっきみたいなスコール、雨水をためておけば……。
『なんじゃぁ、水が欲しいんか?』
へ?
『話は聞いておったぞ。大地の精霊ノーム様じゃ。水脈の位置くらいワシに聞けばすぐに教えてやるぞ』
「ちょ、ちょっと待って」
「え?待つの?」
「あ、違う、えっと、待たない。すぐに作りましょう。収納鞄から必要な物を出すからね」
昔のワインの作り方を見たことがある。収穫したブドウを足で踏みつぶすのだ。てなわけで。
■
「まずは足を綺麗に洗うのよ。手も洗いましょうか。それから、このたらいに入ってね。足が汚れないように地面は踏まずにたらいから出るときはここで待機、じゃぁ、始めるよ。ネウス君、実をここに出して。みんなは踏みつぶして汁にするよ」
「ふ、踏むの?」
「せっかくおいしそうな実なのに?」
そうか。そうだよね。私には必要な工程だと分かっているけれど、食べ物を足で踏みつけるのはそりゃ、抵抗あるよね……。
と、茶色い石のはまった指輪を見せる。
マナナの実を取りに行くのに道を作りながら移動したので、帰りは楽だった。
「みんなー、集まって!頼みがあるんだ!」
村に戻って大きな声で子供たちを集める。
「どうしたんじゃ?」
おばばも来てくれた。
「魔力回復薬を作ろうと思って」
おばばが大きな口を開いてぱくぱくと言葉が出ない様子だ。
「な、何をいっておるんじゃ……魔力回復薬など、あっても……それに、薬師でもないのに作れるわけが……」
収納鞄から一つ魔力回復薬を取り出す。
「おばば、これです。これが魔力回復薬。魔力なしの私たちが飲んでももちろん魔力は回復しませんが、飲み物としては役に立ちます。おいしく飲めます。魔力回復薬にすることで、1年中安定して飲むことができるようになるんです」
「な、なんと……」
おばばが魔力回復薬の瓶を持ち揺らした。
「なんとも綺麗な……これを、作るというのか?」
「ねー、おいしいって本当?」
「つくりゅのてつだう」
「どうやって作るの?」
「飲んでみたい」
と、子供たちは大興奮だ。
「じゃぁ、さっそく作りましょう」
やっぱり、これはあれよね……。手でというわけにはいかない……よね。大量にあるし……。今回は魔石に頼るかな。
川か湖を見つけたら……いや待てよ?さっきみたいなスコール、雨水をためておけば……。
『なんじゃぁ、水が欲しいんか?』
へ?
『話は聞いておったぞ。大地の精霊ノーム様じゃ。水脈の位置くらいワシに聞けばすぐに教えてやるぞ』
「ちょ、ちょっと待って」
「え?待つの?」
「あ、違う、えっと、待たない。すぐに作りましょう。収納鞄から必要な物を出すからね」
昔のワインの作り方を見たことがある。収穫したブドウを足で踏みつぶすのだ。てなわけで。
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「まずは足を綺麗に洗うのよ。手も洗いましょうか。それから、このたらいに入ってね。足が汚れないように地面は踏まずにたらいから出るときはここで待機、じゃぁ、始めるよ。ネウス君、実をここに出して。みんなは踏みつぶして汁にするよ」
「ふ、踏むの?」
「せっかくおいしそうな実なのに?」
そうか。そうだよね。私には必要な工程だと分かっているけれど、食べ物を足で踏みつけるのはそりゃ、抵抗あるよね……。