契約婚と聞いていたのに溺愛婚でした
「ん……平気、もっとしていいよ?」
 槙野は意地悪でえっちで激しいくせに、こんな時はいつも美冬の身体を気づかってくれるのだ。

 ゆっくり奥まで入ってくるのを美冬は感じて、中がびくびくっと痙攣してそれをこらえることができない。

「はっ……その動き、ヤバい」
「違っ……勝手になっちゃうの」
 槙野は自身の動きを一旦止めて、美冬の中を堪能する。

 それに伴って美冬はナカで槙野の形をくっきりと感じた。その大きさも、括れも、もしかしたら浮き出ている血管すらも。

「んっ……あ! そんなにしたら、ナカが祐輔の形になっちゃうよ」
「お前っ……ホントに煽るよな」

 立っているから槙野は支えてくれているけど美冬自身の体重は加わるので奥まで一気に届いてしまう。

「やぁんっ! 奥……ダメ、おかしくなっちゃう……からぁ」
「もっとしていい……って、美冬が言ったんだろう!」

 奥を突くような激しい動きは先程まで美冬の身体を気づかっていた人のものとも思えない。
 それでもそんな余裕のなささえ、美冬には嬉しくなってしまう。
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