貴方は誰なの?
りゅうやくんがいた。
「病院行ってきた。
 りゅうやくんがベッドで寝てた。
しばらく見てたけど、動かなかった。」
「そうなんだ。死ぬのかな?」
「わからないけど、大丈夫だよ。」
根拠はなかった。

『これからどうしようかな?』
彼を救う方法がわからなかった。
でも、正直、いなくなるのは嫌だった。

一緒にいる間に好きになっていた。

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