天才パイロットの激情は溢れ出したら止まらない~痺れるくらいに愛を刻んで~
 恥ずかしくてうつむきながら小さな声で答えると、すぐに抱き上げられた。
 そのままベッドルームへと連れていかれる。

 翔さんは部屋に入るとドアを閉める間もなく、私をベッドの上に組み敷いた。

 照明のついてない室内は薄暗く、開いたドアからこぼれる廊下の明かりだけがくっきりと見えた。

 翔さんはベッドに膝をつき胸元のボタンを外しながらこちらを見下ろす。
 少しクセのある黒い髪を邪魔くさそうにかき上げると、暗い部屋の中、差し込んだ明かりを反射した彼の瞳がするどく光った。

 まるで、獰猛な獣のような色気と迫力に、のどがごくりと上下する。

「悪い。今日は手加減してやる余裕がないかもしれない」

 翔さんは、短い息を吐きながらそう言う。

 今まで私に見せてきた余裕と優しさが嘘のように、情熱的な視線でこちらを見ていた。
 その表情を見るだけで、体の奥が熱くなりとろけそうになる。

「翔さんの好きにしてください」

 私が言うと、翔さんが覆いかぶさってきた。

「後悔するなよ」

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