天才パイロットの激情は溢れ出したら止まらない~痺れるくらいに愛を刻んで~
 低く笑われて、頬が熱くなった。

 まだほとんど触られていないのに、そこは自分でもわかるくらい濡れていた。

 どうしようもなく恥ずかしいのに、翔さんに見られていると思うだけでうずいてしまう。

 翔さんの指がゆっくりと動き、私の敏感な部分をなぞる。

「あ……っ」

 甘い吐息をもらすと、翔さんが私の耳元で聞いてきた。

「里帆。ここに入ってもいいか?」
「……っ、ん」

 うまく言葉にできなくて、涙目で翔さんを見上げながらこくこくとうなずく。

「うなずくだけじゃなくて、ちゃんと言葉で言ってくれ」

 翔さんは浅い部分に指を差し込み、すぐに抜いてしまう。
 もっと奥まで欲しいのにじらされて、腰が揺れた。

「か、翔さんが欲しいです……」

 羞恥で目元を潤ませながら言うと、こちらを見下ろす彼が「はっ」と息を吐いて笑った。
 そして、その顔つきが変わる。

 翔さんは着ていた服を乱暴に脱いだ。
 たくましい胸板や引き締まった腹筋が視界に入り、鼓動が早くなる。

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