天才パイロットの激情は溢れ出したら止まらない~痺れるくらいに愛を刻んで~
ワイルドな印象の少しクセのある黒髪と、上品なスーツ姿とのギャップは反則だと思う!
たまらずぎゅっと目をつむると、彼の指が私の耳たぶに触れた。
それだけで心臓が飛び出してしまいそうなほど緊張する。
翔さんは優しい手つきで私の両耳にピアスをつけると、「いいぞ」と声をかけてくれた。
恐る恐る目を開ける。
「やっぱり似合うな。里帆の白い肌に真珠は映えると思ったんだ」
翔さんは私を見て満足そうに微笑んでいた。
「あの、翔さん。やっぱりこんな高価なものを買っていただくのは申し訳ないです」
困り果てた私が眉を下げると、翔さんは「気にしなくていい」と首を横に振る。
「こんなに綺麗な里帆をひとりじめできるなら、いくら払っても惜しくない」
その甘い言葉に、頬がさらに熱くなった。
さっきから、心臓の鼓動がうるさくて困る。
「それに、今日は俺の言うことを聞く約束だろ?」