珈琲と花の香りの君
レジで珈琲代を払って、珠利ちゃんに行ってきます。をした。
今日は夜から会うことになっているから、自然と笑顔になる。
軽く手を振って、自動ドアをくぐった。
さて、問題はここからだ。
「……。」
無表情で俺を待ち受けていたのはもちろん、殺し屋柳井だ。
なんでまだいんだよ!?とっとと立ち去れよ!!
ゆらゆらと、こっちへ近づいてきてるよ!!
ゾンビかよ!キョンシーかっ?!やっぱり俺、呪われんのか?!
恐怖におののいた。