僕らの恋愛事情【完】 ~S・S更新中~
神様は残酷だ。
仕事に生きようと思ったのに、それすらも叶わないなんて…
いや――――違うか
身から出たサビだ。
俺って言う人間が、できてないって話だな。
ただ、それだけ
人間としての基盤も出来てねーのに、大きことやろうとするから、行動が伴わなくなるんだ。
俺の考えが甘すぎて、周りに迷惑をかけてしまうんだ。
プライベートだけじゃなくて仕事もそうだったか…。
いくら勉強したって、人間関係を勉強してこなかった俺は、何をやろうとしてもうまくいかないんだ。
こうやっていとも簡単にボロが出てくる。
これは俺が何者なんだってセクシャルの問題に注視しすぎて惑わされているだけ。
そんなの、関係ないんだ。
そんなのを理由に煮え切らないことばかりしてさ…、同じを悩みを持っている人たちは、ちゃんと地に足を付けて生きてたじゃないか。
ケイやRYUのように…。
ボーっとしたまま歩いていけば、懐かしい景色に違和感を持つ。
「あ、やばい・・間違えた・・・」
自然に帰ってきたのは、紫音のマンションで急いで引き返す。
二人に会いたくないから
でも会いたくないって思っている時に会っちゃう俺って本当に運が悪い。
「あ」
「・・・祐くん?」
つながれた手
俺を見つけてパッと放した
「荷物、取りに来たのか?ユウ」
「ーーーはい」
穂香が心配そうに俺を見つめてくるけど、嫌悪感しか抱かなかった。