僕らの恋愛事情【完】 ~S・S更新中~
再度、二人で話したいっていうから個室ありの居酒屋で待ち合わせた。
着いてから会話がなく、俺に至ってはビール以外ノーオーダー。
そのビールさえ手を付けていない。
「あのさ・・・」
「・・・・・・」
「わたし、別れたくない」
「・・・・・・は?」
「だから、詩安君の事・・・好きです」
いやいやいや、今さらそんな事言われても気持ち戻らないから。
「・・・むり」
「どうして?」
「どうしてって・・・」
なんだよ、俺なんか変なこと言ってる?
「いつから?浮気してるのあの男と」
「あ、いつからって言うか・・・その日初めて会った」
「は?」
「・・・・だから、その、あるでしょ、そういうの」
「・・・・どういうの?」
「・・・か、身体目的で会って、んで――――バイバイってやつ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「だからね!あの!気持ちは詩安君なの!もう大好きだから!」
「・・・・・・・・・・・」
「だから・・・帰って来てよ」
「・・・・・ムリ、全然ムリ。・・・ムリです」
コイツってこういう考えを持ってる奴だったんだ。
いやあ・・・それはイヤだわ、キモチわるっ・・。