再会した幼馴染に溺愛されています。
「アキ……!!」
「なぁに?……っんーー!!」
名前を呼ばれて振り向いた途端に……これだもん。
冬馬らしい不意打ちのキス。
私たちの原点でもある。
「ちょっと……突然すぎるって。」
「この部屋アキの匂いが充満してるから……したくなって。」
そんな匂いするの!?
自分ではどうにも分からないけど……。
冬馬はもどかしいような表情で私をジッと見つめる。
そんな吸い込まれそうな瞳をこっちに向けないでよ。
多分、そのまま迫ってこられたら私は全てを受け入れてしまうから……。
「……何を期待してんだよ、アキ。変な想像してなかったか?」
「も、もう!してないもん!てか冬馬と何もしてあげない!」
完全に読まれてたみたいで冬馬はニヤニヤしながら勝ち誇るように言ってくる。
悔しいー!!
私が雰囲気に押されて覚悟したってのに、冬馬を純情な少年だと一瞬でも想った私がアホだった……。
冬馬は小悪魔ボーイだったね。
それがカッコいいしキュンとするんだけど……でも何か認めるのはムカつく!!