再会した幼馴染に溺愛されています。

「ふー食った食った……動けねえよ。てか始めは真面目で堅そうな雰囲気だったのにあんなに楽しい家族なんだな。」


「私だってびっくりだよ……」


ドンチャン騒ぎをして部屋に戻るとお腹を撫でながら冬馬はベッドに座り込む。


「また呼んでくれよな。もっともっと仲良くなりたいよ。」


「そう思ってくれてありがたいよ。冬馬が嫌な思いしたらどうしようってずっと悩んでたんだから。」


私の心配も今となってはいらんことだったみたい。
予想の遥か上を行く結末だったからね。


「でもこんなに良い日もあと少しで終わっちまうんだぜ……悲しいよな。」


「そんなに落ち込まないで。私はこれからも冬馬のそばにいるよ?」


楽しい時ほど一瞬なのは変わらない。
神様がいるとしたら何て残酷なのだろう。


「じゃあ……デザートにアキを……」


あんなに散々甘いケーキ食べといて何を言うんだろう。


「冬馬になら……いくらでも食べられても構わないけど。」


そんな私こそ何を言ってるんだろう。
自分でも不思議だ。
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