【コミカライズ】私の運命は、黙って愛を語る困った人で目が離せない。~もふもふな雪豹騎士にまっしぐらに溺愛されました〜
(確か、スノウ・プリスコット様……とおっしゃったかしら。プリスコット辺境伯家の三男。王都で騎士学校を出てから、中央騎士団でエリートである魔騎兵になり二年勤めてから、プリスコット本家に戻る前に、国内を転々と遊学する予定。ここに居るのも、一年間の期間限定)

 先程父親のカールが彼らがここにやって来た事情を知らないティタニア達に、軽く説明したことを思い浮かべながら無意識に首を傾げた。

 物言いたげなその視線は、何か自分に言いたいことでも、あるのだろうか。思わず見せてしまった自分の無作法が気に入らなかったのかと、焦る気持ちも芽生え、ティタニアはますます彼から目を逸らせなくなった。

 イグレシアス伯爵カールは自分達より歴史も長く家格の高い血統を持つ彼らを期間限定とはいえ配下として遇するにあたり、家族も紹介したいし、せっかくだからと今夜の晩餐の席に招待することにした。彼らは昼間に見たような目立つ白い服ではなく、いかにも貴族的な品格のある暗めの色調の服を身につけていた。

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