【コミカライズ】私の運命は、黙って愛を語る困った人で目が離せない。~もふもふな雪豹騎士にまっしぐらに溺愛されました〜
ティタニアが肩をすくめると、わかるわかると彼は鷹揚に大きく頷き、ちらっと隣に座るスノウを見るとユージンは明るく言った。
「嵐の夜は星の光もなく、外は真っ暗になりますし、不安で怖いですよね。ここに居るスノウも、子供の頃には」
「ユージン。黙れ」
(あ、思ったより低い声なんだ)
今まであまり声を発することのなかったスノウが発したのは、その容姿を見てティタニアが勝手に想像していたような、ちょっと高めの凛とした声ではなかった。低くて響きの良い、どこか甘くも聞こえるような声だ。
昼間にじゃれ合う子猫のような動きで木を登っていた二人の動きを見ていたティタニアは、彼らの気の置けないやりとりが微笑ましくて、目を細めた。
「お二人は幼い頃から一緒なんですか?」
ティタニアはこの国での一般的な貴族令嬢の礼儀作法に習い、今まで男性達が交わす会話に口に挟まないようにしていた。適当な社交辞令やこれからの仕事の話をする流れもひとしきり終わり、もう落ち着いただろうと判断して客人であるスノウとユージンに話しかけた。
「嵐の夜は星の光もなく、外は真っ暗になりますし、不安で怖いですよね。ここに居るスノウも、子供の頃には」
「ユージン。黙れ」
(あ、思ったより低い声なんだ)
今まであまり声を発することのなかったスノウが発したのは、その容姿を見てティタニアが勝手に想像していたような、ちょっと高めの凛とした声ではなかった。低くて響きの良い、どこか甘くも聞こえるような声だ。
昼間にじゃれ合う子猫のような動きで木を登っていた二人の動きを見ていたティタニアは、彼らの気の置けないやりとりが微笑ましくて、目を細めた。
「お二人は幼い頃から一緒なんですか?」
ティタニアはこの国での一般的な貴族令嬢の礼儀作法に習い、今まで男性達が交わす会話に口に挟まないようにしていた。適当な社交辞令やこれからの仕事の話をする流れもひとしきり終わり、もう落ち着いただろうと判断して客人であるスノウとユージンに話しかけた。