【コミカライズ】私の運命は、黙って愛を語る困った人で目が離せない。~もふもふな雪豹騎士にまっしぐらに溺愛されました〜
 ユージンは優しい彼らしく、きちんと外で待っていた馬車まで送り届けてくれて、窓から頭を下げたティタニアに微笑んで手を振ってくれた。

 ガタガタと音を立てて走り出した馬車の窓から、プリスコットの街の様子が流れていく。ここにはやはり街の役割上戦闘を得意とする獣人が多いのか、獣耳を持っている人たちが歩いていく様子が見える。

 市街が途切れて、馬車はそのまま暗い森の中を進む。まるで夜の中に呑み込まれてしまうような、そんな道筋だった。
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