【コミカライズ】私の運命は、黙って愛を語る困った人で目が離せない。~もふもふな雪豹騎士にまっしぐらに溺愛されました〜
日中の魔物退治の指揮は今現在ネージュがしていて、利き手を怪我しているスノウは戦闘に参加することが出来ずに城に居残ることになる。このままだと体が鈍るとスノウが言い出して、明るい昼間に街を二人で手を繋いで歩いていた。
「あれ、美味しいんだよ。俺すごく好き。今は食事後でお腹いっぱいだし、また今度食べよう」
にこにこ笑いながら道にある屋台を指さすスノウは本当に楽しそうだ。それに頷いて、ティタニアは街を見回した。プリスコットの街は魔物の住む雪山から近いとはいえ、絶対的強さを持つ辺境伯が居るという安心感があるせいか、人口は多かった。獣人たちも多く住み、賑わう街にはたくさんの人たちが歩いている。
「ノーサムでは、こんな風に街を歩くことなんてなかったの。だからこうやって一緒に歩いて、出掛けられるの嬉しい」
貴族令嬢で厳格な家庭教師からきちんとした教育を受けているティタニアは、自分が街に出て起こりうる危険性や家への評判を気にして、こうしたことがしたいなと思っても我慢していた。そう告げると、スノウは面白そうに笑った。
「ティタニアはこれから何をしたい? 何でも出来るよ。未来はわからない。自分が出来ると思えばいつかは叶う。俺はそう思うよ。ティタニアを好きで、諦めなければとずっと思っていた時も、俺は心の奥の何処かでこうなりたいと、つよく願っていた。だから、今叶ったんだと思う。願うことは無駄じゃないよ」
そう言って笑ってくれた彼の手を握って、ティタニアは微笑み返した。
願うことが無駄じゃないなら、今隣に居る彼とずっとずっと一緒に居たいと思う。そうして、願いを叶えていくのはいつも自分自身なのだ。最初から諦めていたらきっと叶わない。
すぐ隣に居る人の手を握り続けることも、簡単なことじゃないのに。
「あれ、美味しいんだよ。俺すごく好き。今は食事後でお腹いっぱいだし、また今度食べよう」
にこにこ笑いながら道にある屋台を指さすスノウは本当に楽しそうだ。それに頷いて、ティタニアは街を見回した。プリスコットの街は魔物の住む雪山から近いとはいえ、絶対的強さを持つ辺境伯が居るという安心感があるせいか、人口は多かった。獣人たちも多く住み、賑わう街にはたくさんの人たちが歩いている。
「ノーサムでは、こんな風に街を歩くことなんてなかったの。だからこうやって一緒に歩いて、出掛けられるの嬉しい」
貴族令嬢で厳格な家庭教師からきちんとした教育を受けているティタニアは、自分が街に出て起こりうる危険性や家への評判を気にして、こうしたことがしたいなと思っても我慢していた。そう告げると、スノウは面白そうに笑った。
「ティタニアはこれから何をしたい? 何でも出来るよ。未来はわからない。自分が出来ると思えばいつかは叶う。俺はそう思うよ。ティタニアを好きで、諦めなければとずっと思っていた時も、俺は心の奥の何処かでこうなりたいと、つよく願っていた。だから、今叶ったんだと思う。願うことは無駄じゃないよ」
そう言って笑ってくれた彼の手を握って、ティタニアは微笑み返した。
願うことが無駄じゃないなら、今隣に居る彼とずっとずっと一緒に居たいと思う。そうして、願いを叶えていくのはいつも自分自身なのだ。最初から諦めていたらきっと叶わない。
すぐ隣に居る人の手を握り続けることも、簡単なことじゃないのに。