【コミカライズ】私の運命は、黙って愛を語る困った人で目が離せない。~もふもふな雪豹騎士にまっしぐらに溺愛されました〜
「……まあ! じゃあ、もちろん結婚式のドレスとかも……そう! 私と二人で、相談しなきゃね! 息子しかいなかったから、そういうのって夢だったのよ。ちょっと、ごめんなさい。私、失礼するわ。最高の品を揃えるなら、ドレスとか装飾品関係の予約は早すぎて困ることはないよね。むしろ今からだと、結婚式に間に合わないかもしれないじゃない! 方々にすぐ連絡しなくちゃ」

 慌てて立ち上がったオルレアンに、ネージュが興味なさそうに言った。

「母さん、さっき自分で長男のニクスより先に、末っ子のスノウが結婚したらまずいって言ったんじゃないの」

「ニクスは婚約者を探すところからはじめなきゃいけないじゃない! ……例のあの子は、もう自滅したんでしょう。どうしようかしらねえ、面倒くさいからニクスと結婚したい子集まれ、みたいな舞踏会でも開催しようかしら」

 その舞踏会の主役となるはずのニクスは、さっきから何も言わずに無表情だ。彼に代わるようにネージュは乾いた笑い声を上げた。

「はは。父さん、本当に母さんとよく結婚したね。俺は息子だからこの距離感で、楽しめるけどさ」

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